広大な境内をウロウロしていると、三重塔の前に出た。1712年の建立らしく、国の重要文化財に指定されているようだ。このような三重塔は仏塔で、本来は仏陀の舎利を収めるために建造されるものだ。
でも、よくよく考えると世界中に仏塔は建てられている。仏教徒のいるところに必ずや仏塔があるのだ。そのため、そのほとんどには仏舎利が収められていないのが現実だ。写真の三重塔にも仏舎利は収めれていない。でも、だからといって信仰が揺らぐことはない。もう暗黙の了解みたいなものになっているのだ。
No
535
撮影年月
2006年7月
投稿日
2006年09月07日
撮影場所
成田 / 千葉
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V