道には人通りがなかった。この辺りには観光名所になっているものも無いから、観光客の姿も見かけない。寂しげな雰囲気が通りには漂っていた。このような雰囲気は嫌いではない。どちらかと言うと好きな方だ。願わくはもっと地元の人たちが道端でダラダラしていてくれるともっと嬉しい。道の両脇にあるお店の類はどれもこれも閉まっていた。
そんな道を歩いていると、男の子が家の前に立っているのが見えた。地面には多くのサンダルが散らかっていて、中には大勢の家族がいることが想像される。でも、この男の子は他の家族がいるところにいるのは嫌らしい。何をする訳でもなく、シャッターを掴みながら上を方を眺めていた。
2018年2月 人びと タイ | |
バンコク 男の子 サンダル シャッター 車輪 |
No
10462
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年02月27日
更新日
2024年03月27日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA