サムパッタウォン区(バンコク)
ほとんどのお店がシャッターを下ろしている通りでは警備員もやることは何もないのだ
タイでナンプラーが造られ始めたのは1920年代のことで、それまでベトナムからヌクマムを輸入していたらしい
まるで精密機械を組み立てているかのように女性は真剣な表情でバナナに串を通していた
男の周囲に売り物になるようなものは何も置かれていなく、仕事中なのか休憩中なのかも分からなかった
女性が店先に出したコカ・コーラのパラソルの下で寝ていた
見知らぬ外国人と言葉を交わすよりも、ニンニクの皮を剥く方がずっと大切なことなのだ
路地にストライプの大きな傘が現れた
お世辞にも綺麗とは言えない市場の一角で猫と対峙した
並べられた野菜に惹きつけられるように客が次から次へとやって来ていた
観光客もおらず寂しげな雰囲気は嫌いではなく、どちらかと言うと好きな方だ
ガイドブックにも載っていないような小さな寺院で、人びとがお祭りか何かの準備作業をしていた
ワット・トライミット(バンコク)
仏教寺院の多いバンコクのチャイナタウンにあるワット・トライミットも仏教寺院だ
タイではプラクルアンというお守りは一般的で色々なところで売られている
チャイナタウン(バンコク)
タイ語で魚のお粥と書かれた看板の横で女性が鍋を振るっていた
通りがかったレストランの厨房の様子が外からよく見えた
歩道の上にいるのは井戸端会議をしている人ばかりではなく、縫い物をしている老婆もいた
みな椅子にしっかりと腰を下ろして話し込んでいて、歩道は地元の社交場になっていた
ポーンプラープ区(バンコク)
ワット・マンコン・カマラワート近くのチャイナタウンには中華食材を売っているお店が多い
ワット・マンコン・カマラワート(バンコク)
地元の人の信仰を集める寺院には、参拝客がひっきりなしに訪れ、香炉の中の線香が絶えることはない
寺院の横に僧侶の学校も設けられていて、境内で僧侶の姿をよく見かける
東南アジアにある中国寺院は道教でも仏教でも中に幾つもの祭壇がある
タイ語では長い寺院名も漢字にすると3文字だった
手にしていた本のようなものを頭の上でパタパタしながらお祈りしていた
境内に貼られたテントの下に置かれたテーブルがお供え物でいっぱいになっていた
夫婦とも同じように脚を組んで座って、同じように寛いでいた
チャイナタウンの路地に出ていた雑貨屋では中国風の雑貨が売られていた
ヤワラート通りに牌楼という門が建てられていた
混雑した通りにいるのは買い物にやって来た人ばかりではなく、屋台も出ていた
手にした鍋の中をかき混ぜている一方で、男は網の上で鶏肉を焼いていた
チャイナタウンの一角だったけれど、架橋に見えない若い男が布団を売っていた
商品のサンダルは陳列されているというより、袋からバラバラと放り出されたままのような感じだった
男の子は子供服に隠れるようにしゃがんでいた
並んでいる軽食はどれもこれも同じものに見えるけれど、男はどれを売ろうかと考えていた
チャイナタウンには屋台だけでなく、軽食を食べる場所も多く設けられている
道端で焼かれていたサテから美味しそうな匂いが漂っていた
混雑していた道の真中で屋台の男が昼食を食べていた
中国本土だけで13億人もの人口があるのに、海外にもチャイナタウンがあるのだから一体地球全体で何人の中国系の人がいるのだろう
サンペーン市場(バンコク)
男は店頭に出したプラスチック製の椅子に腰掛けて、ぼんやりとつっかえ棒の先端の方を眺めていた
市場の通路にワゴンを出した女性はイチゴを販売していた
バンコクを歩いても、お茶や珈琲など飲み物を飲ませる屋台は見掛けることはない
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