車輪のついた屋台がバルハンポルの道端に放置されていた。使い古された屋台だった。上には商品が何も載せられていなければ、持ち主も見当たらない。好意的に見れば屋台は持ち主が来るのを待っているようだし、ひねくれた見方をすればそこで廃棄されているようにも見える。端からみるとどちらなのかは判然としなかった。
いずれにしても、ボロボロとはいえまだ使える屋台がポツンと道端に駐められているのは事実だ。そして、いかなるものであっても活躍の場が与えられないのを目にするとやるせなく思えてしまう。
2012年3月 インド 静物 | |
ベルハンポル 出店 車輪 |
No
6248
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年03月13日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ベルハンポル / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM