ここはベトナム最後の王朝である阮朝の都だった町だ。1802年から1845年まで、この町に王宮が置かれていたのだった。写真はその王宮の正門で「午門」と呼ばれる。正午になると、この門の真上に太陽が来るように設計されているのだという。訪れた時、堀には多くの蓮の葉が生い茂っていた。
この町は不運にもベトナム戦争時に激戦地になっている。テト攻勢でも戦地になっている。そのため、多くの古い建造物が破壊されてしまったようだ。幸運にも戦火をくぐる抜けた建造物は「フエの建造物群」としてユネスコの世界遺産に指定されている。
2005年10月 建築 ベトナム | |
門 フエ 宮殿 世界遺産 |
No
206
撮影年月
2000年7月
投稿日
2005年10月14日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
フエ / ベトナム
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS KISS