クマリの館の窓際にいた人々

クマリの館の窓際にいた人びと
ネパールのカトマンズにあるダルバール広場で撮影 オザワテツ

ダルバール広場に建つクマリの館の窓辺に人びとの顔が見えた

写真の煉瓦造りの建物はクマリの館。カトマンズのダルバール広場に面して建っている建物のひとつだ。クマリとは生きた女神で、国の守護神である女神タレジュやアルナプルナの生まれ変わりとされる少女のことだ。

クマリはいわば現人神で、人間の女の子が神様扱いされている。人権侵害ともいわれるけれど、これはネパールの伝統になっていて、クマリはカトマンズだけでなく、パタンにも他の町にもいる。この21世紀の世の中で、現人神とされる人は少ない。他の文化では観音菩薩の化身とされるダライ・ラマくらいしか思い当たらないけれど、どうなのだろう。

クマリとなった女の子が今でもこの館の中で生活している一方で、この建物は博物館にもなっていて内部を見学することができる。広場からクマリの館を眺めていたら、装飾された窓に中を見学している人びとの姿が見えた。

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クマリとは?

クマリ(Kumari、Kumari Devi)は、ネパールに住む生きた女神である。サンスクリット語で「少女」「処女」を意味する。密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、ネパール王国の守護神である女神タレージュやアルナプルナの生まれ変わりとされており、国内から選ばれた満月生まれの仏教徒の少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たす。中には初潮が来ず、50歳を過ぎてもクマリを務めているケースもある。

カトマンズのダルバール広場ってどこ?

PHOTO DATA

No

3429

撮影年月

2009年6月

投稿日

2009年11月28日

撮影場所

カトマンズ / ネパール

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

CANON EOS 1V

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

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