拝殿でのお参りを終え、参道を歩いて原宿駅へ戻っていた。駅へ向かう参道は幅広いものの、初詣の時期でもない限り、ここが参拝客で埋め尽くされることはない。その大きな参道は途中で二回直角に曲がっている。これは参道を真っ直ぐに作ってしまうと、参拝客が祀られている神様の正中を歩くことになってしまうのを防ぐためだ。そのため、神社では拝殿から真っ直ぐに参道が作られることはない。明治神宮のように分かりやすく直角に曲がっていなくても、拝殿の真正面を外して作られているのが普通なのだ。
参道の途中には休憩所が設けられていて、土産物を買ったり軽食を食べることができる。そして、そこに普段は出ていない屋台が出ていた。匂いにつられて近づいていくと、団子が焼かれている。男が串刺しになった団子を、炭の周囲に並べて焼いているのだった。軍手をはめた男はとても楽しそうに焼いていた。その楽しそうな笑顔は団子をより一層美味しそうに見せていた。
2018年9月 人びと 東京 | |
団子 食べ物の屋台 原宿 明治神宮 笑顔 |
No
10748
撮影年月
2018年3月
投稿日
2018年09月30日
更新日
2024年01月29日
撮影場所
原宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
EF135MM F2L USM