子供たちが砂利道の真ん中に立っていた。まるで通せんぼしているかのようだ。でも、子どもたちは僕が進むのを阻もうとしているわけではない。その証拠にみんな笑っている。邪魔をするために道の真ん中にいたのではなく、僕に写真を撮ってもらいたいがために立っているのだった。カメラは写真を撮るだけでなく、言葉の通じない国で地元の人とコミュニケーションを取るのにも役に立つことが多いのだ。
ゆっくりとカメラを構えると、真ん中に立っていた男の子はピースサインをしてくれた。脇に立っている女の子もやはり笑っている。路地には子供たちの笑い声が響いていた。
2015年5月 ミャンマー 人びと | |
路地 こども タニン |
No
9264
撮影年月
2010年2月
投稿日
2015年05月27日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
タニン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM