昔ながらの看板建築の前に立つふたり

昔ながらの商店
東京の小金井にある江戸東京たてもの園で撮影 オザワテツ

江戸東京たてもの園には昔ながらの商店が移築されていた

江戸東京たてもの園の園内には古い民家・住居だけでなく、商店も移築されて保存されていて、一角には古い商店街の姿が再現されていた場所もある。写真の建物はその区画に建っていた文具店と花屋で、どちらも今ではすっかり見かけなくなった看板建築だ。

文具店には文房具が陳列されていて、花屋には花が並んでいる。雰囲気までもきちんと再現されていて、まるでどちらの店もここで商売をしているかのようだ。でも、ここは博物館の中だ。雰囲気は再現していても営業はしていない。ふたりの男がそれぞれお店の前に立っていた。何も知らなければ、ふたりの男はここに買い物をしに来たように見えてに違いない。

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看板建築とは?

看板建築(かんばんけんちく、英: Billboard architecture)とは、鉄筋コンクリート造で建てるだけの資力がない中小規模クラスの商店によって関東大震災後に数多く建設された、かつての伝統的な町屋に代わる洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居である。そのほとんどは木造で、銀座や日本橋といった、東京の中心的な繁華街から少し離れた、人形町や神田、上野などの商店街に多く建てられた。建物の前面に衝立を置いたような看板を兼ねた外壁を持ち、その壁面があたかもキャンバスであるかのように自由な造形がなされている。看板建築という名称は後の研究者がつけたもので、震災後の大正末期頃には「街路建築」という用語が使われていた。

江戸東京たてもの園ってどこ?

PHOTO DATA

No

568

撮影年月

2006年8月

投稿日

2006年10月08日

撮影場所

小金井 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

CANON EOS 1V

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