「クリストとジャンヌ=クロード '包まれた凱旋門'」展では動画もいろいろと上映されていた

東京オペラシティのアートギャラリー
「包まれた凱旋門」の企画展
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赤坂にある東京ミッドタウンにある美術館といえば、サントリー美術館だ。その名が示すとおり、サントリーの創業者の次男で、第2代社長も務めた佐治敬三が創設した美術館だ。鎌倉時代に作られた浮線綾螺鈿蒔絵手箱という国宝も所蔵する美術館は、古美術を中心とした所蔵品とは裏腹にスタイリッシュな外観だ。なんでも隈研吾がデザインを監修したのだという。

サントリー美術館のようにスポットライトを浴びるのはあまりないかもしれないけれど、東京ミッドタウンにはアートやデザインに関する施設は他にもある。それはこの日にやって来た21_21 DESIGN SIGHTという施設だ。安藤忠雄が設計したこちらの施設は、同じようにアートに関する展示を催してもサントリー美術館とはちょっと毛色が違う。公式HPによれば「デザインを通じてさまざまなできごとやものごとについて考え、世界に向けて発信し、提案を行う場」なのだという。単に完成された作品を並べるだけの空間にはしないということらしい。

そんな21_21 DESIGN SIGHTで催されていたのは「クリストとジャンヌ=クロード "包まれた凱旋門"」という企画展だった。「包まれた凱旋門」とは文字通り、パリにある有名な凱旋門を布で覆ったという作品だ。一言で言えば、クリストとジャンヌ=クロードは梱包のアーティスト。凱旋門だけでなく、ポン・ヌフというを包んだこともあるし、ドイツの帝国議事堂もスヌーピーの家も包んだことがある。企画展ではその「包まれた凱旋門」が実現するまでの長い道のりを構想、準備、設置、実現の段階に沿って展示するものだった。構想から実現するまで60年かかったと言われているとおり、展示されている資料は膨大で、上映されている動画をすべて見るだけでも何時間もかかってしまうような企画展だった。

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ENGLISH
2023年2月 町角 東京
赤坂 バック・ショット 椅子 博物館・美術館

PHOTO DATA

No

12450

撮影年月

2022年11月

投稿日

2023年02月21日

更新日

2023年08月09日

撮影場所

赤坂 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS LOXIA 2/35

日本国内で撮影した写真

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