マラッカの町にもやっぱりチャイナタウンがあって、中国寺院が建っていた。青雲亭がそれだ。1600年代に中国人によって建立された青雲亭は世界遺産にも指定されている歴史ある中国寺院だ。寺院の教義は複雑で、道教と儒教と仏教という東アジアでメジャーな宗教がすべて混ざっているらしい。それぞれの良いところを取捨選択した結果なのだろう。言い方を変えると節操がないだけにも思えてしまう反面、とても合理的にも思えてしまう。ここに来れば、ありとあらゆるご利益が用意されているのだ。
地元の人に広く信仰を集めている青雲亭には大勢の参拝客の訪れていた。本堂と思しき場所には大きな香炉が置かれていて、線香を手にした参拝客がお参りしている最中だった。ここで使用される線香もベトナムで見た線香と同じように日本のよりも長くて太かった。
2009年4月 町角 マレーシア | |
中華街 線香 マラッカ 宗教 寺院 世界遺産 |
No
2666
撮影年月
2008年12月
投稿日
2009年04月08日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
マラッカ / マレーシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM