ホーチミンの中心部を歩いていると、同じような格好をした人がベンチに腰掛けていた。男性も女性も同じような服装をしていて、男性はターバンのようなものを頭に巻いていた。外見から判断するにこの人たちはカオダイ教徒だ。
カオダイ教とはベトナムの新興宗教で、儒教・道教・仏教・キリスト教・イスラム教の教えを土台にしてた教義を持つのを特徴にしている。それぞれの宗教の良いところばかりを集めたら、新たな宗教ができ上がってしまったのだろう。そのため、カオダイ(=高台)という名称になったそうだ。
それはさて置き、この信徒たちは礼拝のため寺院に集まっていたのだった。ベトナムではそれなりの勢力を持つカオダイ教も、国外に信者がいるのかどうかは分からない。少なくとも僕は日本国内でカオダイ教とに会ったことはない。
2009年8月 人びと ベトナム | |
カオダイ教 ホーチミン市 宗教 笑顔 信仰 |
No
3058
撮影年月
2009年3月
投稿日
2009年08月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ホーチミン市 / ベトナム
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM