世界遺産に指定されている旧市街を離れて、僕は新市街を歩いていた。旧市街の中とは打って変わってこちらは賑わっている。大勢の人が繁華街を行き来していた。そんな繁華街の人混みの中を歩いていると、道の先に大きな像が立っているのが見えたのだった。仏像だ。
この場所はどこかの寺院の境内ではなく、繁華街の一角だ。にもかかわらず仏像は自らの敷地だと言わんばかりに堂々と立っている。袈裟を纏った仏像は目を瞑って、静かに右手を挙げていた。この国はインドのすぐ横にあるけれど、インドとは違って仏教徒が国民の大多数を占めているのだ。聞くところによると、人口の約65%が仏教徒らしい。
2008年7月 町角 スリランカ | |
仏像 ゴール 歩行者 宗教 |
No
1780
撮影年月
2008年3月
投稿日
2008年07月05日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ゴール / スリランカ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM