バトゥ・パハ(マレーシア)
車に乗っていた女の子がギロッと睨んだ
路地裏でじっとしていた白猫が僕のことを振り返っていた
女の子がキャンディを舐めながらバスを待っていた
ヒゲを伸ばした若者が食堂でぼんやりしていた
三人の子どもが川沿いにある小さな公園で仲良く遊んでいた
誰もいない厨房の中に猫が行儀よくお座りしていた
猫は用心深く、段差の下から歩道の様子をうかがっていた
猫が道端に置かれた発泡スチロール製の箱の中で丸まって寝ていた
男は店仕舞いをしている最中だった
壁にはラテン文字、漢字、ジャウィ文字を使って社名が書かれていた
女の子は眉間に皺を寄せながらカメラを凝視した
犬が人気のない路地裏を歩いていた
幼い女の子はおじいさんと一緒に市場にやって来ていた
オーバーオールを着た男の子はさりげなくピースサインをしていた
強い日差しを避けるために傘が取り付けられていた
男はトラックから荷を下ろしていた
男の子はソンコと呼ばれる伝統的な帽子を被っていた
市場の近くに数台のトライショーが駐められていた
ヘルメットを被った男たちが道端でお喋りしていた
子どもたちが蚤の市で走り回っていた
青年は蚤の市の出品者のひとりだった
洗濯物が雨戸に掛けられていた
家族全員が疲れ切っているように見えた
男は友人と楽しそうに語らっていた
アイスキャンディをくわえた女の子が笑ってくれた
シルエットになった男は手に杖を握っていた
男は他の人と一緒にバスを待っていた
大きな看板がクレーンで持ち上げられていた
誰もいない陰鬱な路地を人影が歩いていた
男は僕に向かって手を振っていた
男たちが市場の前で荷を下ろしていた
黄昏時の道端に男の子が佇んでいた
男の子は無言でカメラを見詰めた
路地の先にある小屋の中に人影が見えた
靴屋は道端で仕事をしていた
マラッカ(マレーシア)
一台のトライショーが横切っていった
オランダ広場(マラッカ)
オランダ広場にはキリスト教会が建っていた
若いトライショー運転手は挑むような視線を返してきた
カンポン・クリン・モスク(マラッカ)
中には二人の人がいるのが見えた
復元された古い帆船「フロール・デ・ラマール丸」が係留されていた
男たちが喫茶店で寛いでいるのが見えた
眼鏡をかけていた男性と女性が寄り添って笑ってくれた
男は鍛冶工だった
男の子はトカゲの玩具を手にしていた
男は胸を張って微笑んでくれた
赤ちゃんは不思議そうな顔でカメラを見ていた
お母さんと一緒にバイクに乗った幼い女の子はハンドルを握って楽しそうだった
ポルトガル村(マラッカ)
ヤシの木の横にシルエットになったカップルが並んで腰を下ろしていた
子どもたちが水鉄砲で遊んでいた
海辺に人影が集まっていた
二人の男の子が桟橋の突端で釣りをしていた
男が家の飾り付けを行っていた
お母さんとプレゼントを抱えた息子二人が一緒にバイクにまたがっていた
男の子は窓越しに中の様子を覗いていた
幼い女の子はお父さんの膝の上で楽しそうにしていた
クリスタン村で会った男の子が穏やかに微笑んでくれた
小さな公園のベンチでヒジャブをかぶった女の子がおしゃべりに興じていた
サンチャゴ砦(マラッカ)
サンチャゴ砦の前でトライショーが客待ちしていた
男が信号機の大きな影が落ちた壁の横を歩いていた
日陰で休んでいた女性が楽しそうに笑ってくれた
女性がホリゾントのような大きな壁の前を歩いていた
男はつまらなそうに働いていた
女性がひとりで店先に腰を下ろしていた
扉の向こうで寛いでいた猫が格子越しに僕を警戒していた
自転車はのんびりと走っていた
男は曲線の美しい古びたミシンで仕事をしていた
神様の像がゆったりと寛いでいた
女の子はパイナップルケーキを作っていた
旧正月が近づいてきていた
青雲亭(マラッカ)
門越しに青雲亭の外を走っている自転車の姿が見えた
青雲亭で参拝していた人たちは日本ではあまり見かけない長い線香を手にしていた
男は漢字で書かれた扁額の下にバイクを停めていた
女性の騎馬警官はヒジャブを被っていた
男が壁際を自転車で走っていた
聖パウロ教会(マラッカ)
二人の女の子が窓枠の中に腰掛けていた
露天商の男は恥ずかしそうに笑った
スタダイス(マラッカ)
着飾ったカップルがスタダイスで記念撮影をしていた
男の子はジャングルジムの上でじっとしていた
ファモーザ砦(マラッカ)
丘の上にはかつて教会の壁だったものが見えた
クアラルンプール(マレーシア)
どちらの女性も大きな袋を両手に持って歩いていた
男が誰もいない通路の中ほどに腰掛けていた
チャイナタウン(クアラルンプール)
男は店先で肉を焼いていた
歩道の端にふたりの男が立ち止まっていた
クアラルンプールの小さな食堂で働いていた女の子はエプロンを掛けたまま可愛らしく笑ってくれた
カンポン・バル駅(クアラルンプール)
駅の入り口には階段の下り口が設けられていた
幼い女の子がお父さんに抱かれていた
頬の痩けた男は暇を持て余しているようだった
若者は果物の皮をナイフで剥いていた
男は真剣な表情でチェスの次の一手を考えていた
お母さんがふたりの幼い娘を連れてお出かけしていた
裏口の前ではふたりの男が休憩中だった
肉屋の男は重さを量りながら親指を立ててくれた
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