九品仏の仁王門の前を人びとが行き来していた

シルエットになった仁王門
東京の奥沢にある浄真寺で撮影
似たような写真

この寺院の正式名称は浄真寺というのだけれど、九品仏といった方が通りがいいだろう。「九品仏」と書いて、「くほんぶつ」とは読む。これはこのお寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のことを指しているのだそうだ。

お寺は奥沢城のあった場所に1678年に建立されたのだという。ここは戦いの場所から宗教の場所へと変貌したのだ。戦も宗教も、どちらも人の生き死に関係するのでコインの表と裏のような関係にあるのかもしれない。寺院の入り口には大きな木製の門が建っていた。仁王門だ。多くの地元の人が門の前を行き来していた。

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2005年5月 建築 東京
奥沢 寺院

PHOTO DATA

No

92

撮影年月

2005年5月

投稿日

2005年05月23日

更新日

2024年01月17日

撮影場所

奥沢 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

CANON EOS 1V

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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