境内の一角には舞台がある。能舞台だ。この日は縁日だったので、普段は使われていないこの舞台では奉納の能が舞われていたのだった。
舞台の上には能面を付けた二人の男が立っていた。面の表情はおどろおどろしい。これは二人がこの世のものではないことを示しているのだろうか。能は台詞もなく、淡々と進んでいく。能には全く詳しくないので、残念ながらどのような演目なのかは分からない。ただただ面を付けた二人の男が対話をしているようだということしか分からない。ひとりは弓矢を手にしたもうひとりを驚いたような顔つきで見ていた。
2007年7月 人びと 東京 | |
マスク・仮面 新宿 神社 舞台 |
No
962
撮影年月
2007年5月
投稿日
2007年07月07日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V