淡水の港は清が列強との間で締結した不平等条約で開国することになった条約港のひとつだった。そのため、かつてはこの長閑な町に列強の領事館が置かれていたのだった。写真の建物はイギリス領事館だった紅毛城だ。もともとはスペイン人によって作られた要塞だったものが、1867年以降はイギリス領事館として使われていたのだった。驚くべきことに、紆余曲折を経て中華民国政府に返還されたのは1980年のことだという。
廊下を男と女が歩いているのが見えた。お互いに反対の方向に向かって歩いていた。
2007年4月 町角 台湾 | |
廊下 淡水 |
No
863
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年04月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
淡水 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V