信号が変わって、走っていた自動車はみな停まっていた。道の主役は歩行者へと移り、数人の歩行者が大通りを渡り始めていた。肩から鞄を下げてるサラリーマンも、渡り始めたひとりだった。男はちょうど横断歩道のシマシマ模様の上を歩いている。携帯電話で何かを話をしながら歩いていた。急いでいるみたいで、歩くペースは速い。「時は金なり」を地で行っているように見えた。
その一方で、僕は手持ち無沙汰で、上の方から歩行者たちが歩いているのをぼんやりと眺めているだけでだった。
2012年12月 町角 東京 | |
赤坂見附 サラリーマン 横断歩道 |
No
7049
撮影年月
2012年10月
投稿日
2012年12月05日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
赤坂見附 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM