当て所なくコルカタの町を歩いているうちに迷い込んだ路地は、建物に挟まれていて薄暗かった。何人かの男たちが歩いているのが見える。大抵の場合、このような路地は賑やかなのだけれど、ここは静寂に包まれていた。ほとんどのお店が閉まっているようだ。路地の先には、イスラム風の名前が書かれた看板が出ているのが見えた。
インドと聞くと、みんなが牛肉を食さないヒンドゥー教徒のような気がするけれど、実際にはイスラム教徒も大勢いる。人口の約13%がイスラム教徒なんだという。たかが13%程度と侮ることなかれ。母数が多いから13%といっても、その数は1億8000万人にもなる。日本の総人口より多いイスラム教徒がいるのだ。
2012年5月 町角 インド | |
路地 薄暗さ コルカタ 歩行者 |
No
6424
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年05月10日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM