幹線道路を歩いていた。きちんと舗装された幹線道路とはいえ、交通量は少ない。ルアンナムター郊外の幹線道路は単なる田舎道とさして変わらない道だった。時折走る自動車に追い越されながらのんびり歩いていると、道路脇に石で作られた道路標識があった。もともとはきちんと立てられていたのだろうけれど、ほとんど倒れてしまっている。
近寄って標識の内容を見てみると、この場所はポーンサイサバンという町から7キロの地点らしい。ただ肝心のポーンサイサバンという町が何処にあるのか僕は知らなかった。標識に書かれるくらいなのだから大きい町かと思いきや、そうではない。ラオス北部にあるとても小さな町だった。いずれにしても、この倒れかかった道路標識はメジャーではない町までの距離を伝えるのにもう疲れてしまっているかのようだった。
2008年4月 ラオス 静物 | |
田舎道 ルアンナムター 石 交通標識 |
No
1556
撮影年月
2008年1月
投稿日
2008年04月08日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ルアンナムター / ラオス
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM