頼久寺にある枯山水の庭園は小堀遠州によるものだ。造園されたのは400年余りも前のことだという。小堀遠州というと京都で活躍していたようなイメージがあるけれど、一時期この頼久寺に居を構えていたようだ。
石庭の中には大きな岩がどしんと置かれていた。周囲には小石が敷き詰めれている。そして、小石で綺麗に模様が描かれている。波紋のようだ。大きな石が発する波動が小石を通して周囲に広がっていっているように見えた。眺めていると、さざ波の音が聞こえてくるような気がした。
2007年12月 岡山 静物 | |
石 石庭 高梁 寺院 |
No
1291
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月28日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
高梁 / 岡山
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V