銀座の脇道を歩いていた。太陽が向こうから差していたので、歩いている人びとは誰もがシルエットになっていた。おそらく後ろから見たら僕の姿もシルエットになっているのだろう。
道は薄暗かった。でも、太陽はビルの向こうで燦燦と輝いていて、日差しはビルの壁に反射している。まるで、進むべき方向を照らしているかのようだった。僕はその指図に従って道を進んでいく。他の人も同じように感じていたのかもしれない。同じ方向に歩いている。太陽の明るい光には人びとを吸い寄せる力があるに違いない。
2006年1月 町角 東京 | |
銀座 道 シルエット 日差し |
No
296
撮影年月
2006年1月
投稿日
2006年01月11日
更新日
2024年07月15日
撮影場所
銀座 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V