この庭園は江戸時代の老中・大久保忠朝が将軍家綱から拝領した庭園が基礎になっている。その後、所有者は点々と移り変わり、明治四年には有栖川宮熾仁親王邸になり、最終的には東京市に下賜されたのだそうだ。
紆余曲折した歴史のある庭園を訪れる人は少ない。東京近辺に住んでいる人でも、ここを訪れたことのあるひとはそれほどいないのではなかろうか。もったいない。でも、それが幸いして園内を空いていてゆったりと散策できる。先に見える階段に夏の日差しが柔らく注いでいた。
2005年7月 静物 東京 | |
庭園 浜松町 階段 |
No
132
撮影年月
2005年7月
投稿日
2005年07月31日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
芝離宮 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V