それほど広くなくとも、鬱蒼と茂る竹林はなんだかいい味を出していた

殿ヶ谷戸庭園の竹林
殿ヶ谷戸庭園の竹林
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家の近所にも生えているし、とても馴染みのある植物なのに、その実、種類などについてはあまり知らない。竹とは僕にとってそんな植物だ。筍で土が盛り上がっていれば、美味しいのかなと考えてしまう程度の存在と言い換えても良い。そのような中、林野庁のホームページを見ると驚くほど多くの種類があると書いてある。主な種類だけで、マダケ、モウソウチク、ハチク、メダケと四種類もあって、それ以外にもクロチクやホテイチクなど沢山あると言うのだ。

今までの人生で竹と遭遇したのは数え切れないほどある。歩いていて竹林を目にすれば、この辺りの地盤はいいのだろうかと考えるし、買ってきた生竹の節を切り取って大勢で流しそうめんを楽しんだこともある。でもその程度だ。竹の種類について思いを馳せたことはなかった。今さらながら自分の竹リテラシーの低さを思い知らされた。このときもそうだ。東京の国分寺にある殿ヶ谷戸庭園にある竹林を眺めても、さすが資産家の庭園だ。風情があるくらいにしか思わなかった。

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ENGLISH
2024年6月 自然 東京
庭園 国分寺

PHOTO DATA

No

12596

撮影年月

2023年10月

投稿日

2024年06月08日

更新日

2024年06月09日

撮影場所

国分寺 / 東京

ジャンル

自然写真

カメラ

SONY ALPHA 7R V

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

日本国内で撮影した写真とエッセイ

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