新宿の町にシトシト雨が降っていた。濡れた歩道を多くの人が歩いていた。傘を差して歩いている人もいれば、傘を持たずに歩いている人の姿もある。傘を持っていない人はみな首をすくめて急ぎ足で歩いていた。
傘を持っている持っていないに関係なく、歩道の上の人びとの姿は一様に路面は映り込んでいた。濡れた路面は鏡のようになっていて、なんだか鏡の中に別の世界があるかのように感じてしまう。そして、その別の世界でも現実の世界と同じように雨が降っていたのだった。
2006年2月 人びと 東京 | |
鏡 歩行者 雨 新宿 傘 |
No
333
撮影年月
2006年1月
投稿日
2006年02月17日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V