チャウタンの市場周辺にも多くのお店が並んでいた。果物を売っているお店もあれば、スマホを売っているお店もある。今ではミャンマーでもスマホはかなり普及している。建ち並ぶお店の中には床屋もあった。スマホがどれだけ生活を便利にしても、人びとは定期的に散髪しなければならない。髪の毛は知らない間に伸びてしまうから仕方がない。
壁に備え付けられた大きな鏡の前に並べられた椅子に客が腰を下ろしている。散髪してもらっている最中だった。鏡の前に洗面台が無いところを見ると、ここでは洗髪のサービスはないようだ。散髪が終わったら散らかった髪を払ってお仕舞いなのだろう。
客の正面に立つ床屋は真面目な顔で仕事している。片手にハサミを持ち、もう片手でバリカンを持っていた。もう仕上げの段階に入っているようだ。客の頭が白髪交じりであるのに対し、床屋の髪は鮮やかな金髪に染められていた。
2019年4月 ミャンマー 人びと | |
床屋 チャウタン 鏡 |
No
10984
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年04月23日
更新日
2024年01月10日
撮影場所
チャウタン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA