駐車場の出入口に丸いミラーが掲げられていた。駐車場から車が出るときに歩行者がいないかどうかを確認できるように設置されているのだ。そうと知っていても、ミラーを見るとそこに映り込んだ世界が、自分のいる世界と同じなにかいつも気になってしまう。
ミラーを眺めていると、丸いミラーの中に道を行く人の脚が現れた。同時に僕の脇には歩道を歩く人がいる。ミラーの中の世界が、自分のいる世界を映しているだけと分かって、ちょっと安心した。
2006年9月 町角 東京 | |
青山 脚 鏡 |
No
548
撮影年月
2006年8月
投稿日
2006年09月20日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
青山 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V