自転車タクシーの車夫が愛車の上でふんぞり返っていた
チャウタンの道を歩き続けていた。しばらく進んでいくと、建設資材を販売しているお店の前へやって来た。ゲートは開いていて、壁際に土砂が詰められた袋が山積みになっている中で、一番目立っていたのは建設資材ではなく自転車タクシーだった。そこが指定の駐車場であるかのように前輪だけを門の外に突き出して自転車タクシーが停まっていた。今すぐにでも出発できそうな感じで、座席の上に車夫がふんぞり返っている。
車夫はゆったりとしながら人通りのない往来を眺めている。そこで何をしていたのかはよく分からない。何をしていたにしても、男がリラックスしていたことだけは確かだ。カメラを向けても、ゆったりとした雰囲気を崩さず、男は微動だにしない。不敵な笑みを僕に向けるだけだった。
| 2019年4月 ミャンマー 人びと | |
| 客待ち サイクルリクシャー チャウタン リクシャワラー ずだ袋 笑顔 |
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PHOTO DATA
No
10980
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年04月20日
更新日
2024年01月14日
撮影場所
チャウタン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
