えんじ色のタンクトップを着た青年が市場の片隅に立っていた。青年の前には大きな袋がいくつか置かれており、中にはジャガイモとタマネギが入っていた。彼はこれらを売っているようだ。インドは「カレー発祥の国」と言っていいだろう。その国の市場で、僕の思うカレーの定番具材であるジャガイモとタマネギが売られているのは象徴的な光景にも思える。同時に、日本のカレーとインドのカレーがまったく違うものであることも脳裏をよぎる(最近流行りのスパイスカレーはインド風だが)。はたしてジャガイモとタマネギはカレーの具材としてインドでも定番なのだろうか。インドを訪れるとカレーを食べる日々が続くが、その中にジャガイモやタマネギが入っているか記憶はいまいち定かではない。ジャガイモやタマネギがインドのカレーでも定番なのかどうかは、僕にはよくわからなかった。
2024年11月 インド 人びと | |
ムンバイ タマネギ 馬鈴薯 ずだ袋 タンクトップ |
No
12708
撮影年月
2024年5月
投稿日
2024年11月05日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R V
レンズ
ZEISS BATIS 2/40 CF