男は細長く伸ばした生地を小さく切って花捲を作っていた
屋台を後にして歩いていると、すぐに別の屋台に出くわした。バンコクのポーンプラープ区には屋台があちらこちらにある。この屋台では棒状に伸ばされた生地がテーブルに置かれていて、チェック柄のシャツを着た男が小さく切っている最中だった。何を作っているのだろう。見たところでは中華料理の花捲のように見える。ここはチャイナタウンではなかったけれど、バンコクに華僑はは多いし、男の顔も中国系のように見える。男はバンコクの町中で中華料理を作っていたのだ。
正解を得ようと男に尋ねても残念ながら要領を得ない。男はちゃんと答えてくれるものの、僕が何を指しているのかが分からない。現地の言葉が分かればもっと楽しく旅ができたのにと思う瞬間だ。そう思う機会は多い。でも、それを実感するのはいつも現地に着いてからだ。
| 2018年1月 人びと タイ | |
| バンコク チェック柄のシャツ 生地 食べ物の屋台 男性 |
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PHOTO DATA
No
10411
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年01月13日
更新日
2024年04月04日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
