マルダの道端で見つけた小さな小屋は粗末な食堂だった。中では若い男が働いていた。目の前に木製のこね台があって、男は生地をこねながらチャパティを作っている最中だった。向こう側にはこれから伸ばす生地が沢山転がっている。そして、広げたチャパティを焼くためのフライパンもすでに用意されている。料理に必要なものは全て手の届く範囲に揃えられていた。
奇妙なことに、若い男は裸足になった上で台の上にしゃがみながら作業していた。その体勢では作業をしづらいような気がするけれど、男の笑顔にはその気配は感じられなかった。
2012年6月 インド 人びと | |
料理人 食べ物 マルダ レストラン 笑顔 |
No
6560
撮影年月
2011年7月
投稿日
2012年06月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
マルダ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM