写真の石造りの建物は聖徳記念絵画館だ。神宮外苑の中心的な建物で、幕末から明治時代までの明治天皇の生涯の事績を描いた絵画を展示している。第二次世界大戦が終わるまで天皇は現人神だった。中でも大政奉還を受けた明治天皇は特別な存在だったのだろう。
多くの芸術家が明治天皇を称える作品を制作している。その作品群は、今となってはあまり日の目を見ることはない。まあ、訪れたことがないのは僕だけで、訪れたことが多い人は多いのかもしれないけれど。いずれにしても、立派な建物の中で、絵画たちは静かに訪れる人を待っているに違いない。
2005年2月 建築 東京 | |
ギャラリー 神宮外苑 博物館・美術館 |
No
22
撮影年月
2005年2月
投稿日
2005年02月05日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
神宮外苑 / 東京
ジャンル
夜間写真
カメラ
CANON EOS 1V