南米からやってきたミュージシャンが新宿の道端で演奏していた。南米からだとわかったのは、その格好と演奏している音楽からだった。南米の先住民族の格好をして、ペルーの民謡である「コンドルは飛んで行く」を演奏していたのだ。この曲名を聞くとサイモン&ガーファンクルを連想してしまうけれど、本来はアンデスのフォルクローレだ。
路上で演奏しているくらいだから、売れているミュージシャンではないのだろう。でも、男たちの前には販売用のCDが陳列されていた。この新宿の雑踏から、コンドルのように大空へと羽ばたこうとしている真っ最中なのだった。
2005年1月 人びと 東京 | |
民族衣装 ミュージシャン 新宿 |
No
21
撮影年月
2005年1月
投稿日
2005年01月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V