旧市街には背の高い教会が聳えていた。トルン大聖堂だ。あまりにも高いので、近くによると上の方がよく見えないくらいだ。赤い煉瓦造りの影は天高くまで伸びている。入口付近までやって来ると、ちょうど年配の男性が入り口を通り過ぎるところだった。黒尽くめの服に身を包んだ老人はステッキを突きながらゆっくりと歩いている。僕とは違って、老人は教会にはあまり興味がないようだった。見慣れ過ぎているのだろう。
ちなみにトルンはコペルニクスが生まれた町である。
2006年9月 町角 ポーランド | |
カテドラル 老人 杖 トルン 世界遺産 |
No
553
撮影年月
2001年5月
投稿日
2006年09月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
トルン / ポーランド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS KISS