拝殿へ辿り着くには大鳥居を抜け、大村益次郎像の脇を通り、第二鳥居を抜け、神門をくぐり抜けなければならない。僕も大勢の参拝客と同じように広い参道を歩いて、拝殿へ向かっていた。写真はその途中にある神門だ。扉には大きな菊の紋章が付いていて、参道の向こうには中門鳥居が見える。拝殿の前に立つ中門鳥居は小さく見えた。
ちなみに、この神門は伊東忠太の設計だ。築地本願寺の設計を行った人物で、古代インド様式のイメージがとても強いのだけれど、この門はいたって和風な作りになっていた。この門を見て古代インドに思いを馳せる人は少ないだろうし、そもそも伊東忠太の設計だとわかる人も少ないだろう。
2016年3月 町角 東京 | |
門 九段 神社 |
No
9681
撮影年月
2006年5月
投稿日
2016年03月15日
更新日
2024年07月10日
撮影場所
九段 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V