カサブランカにあるハッサン2世モスクは大きい。ミナレットの高さは210mあり、モロッコで最も高い建造物なのだそうだ。確かに210mは高い。でもビルの高さで考えるとそれほど高くはない。日本だけを見渡しても、このミナレットよりも高い建造物はいくつもある。モロッコには高層ビルがないのだろう。
世界に建つビルと比べるとそれほど高くはないとはいえ、ハッサン2世モスクはモスクとしてはかなり大きい。そんな大きなモスクに備え付けられた扉もまた巨大だ。扉だけを見ていると、それほど大きくないように見えても、その前に人間が現れるとその大きさに歴然とするくらい大きい。
扉の前に現れた男が小さく見えるくらい大きな扉の向こうに、どのような世界が広がっているのか気になるところだけれど、残念ながらモロッコでは異教徒はモスクに入れない。異教徒である僕はただ外から眺めるだけだ。
2010年6月 建築 モロッコ | |
カサブランカ 扉 モスク パターン |
No
4182
撮影年月
2009年12月
投稿日
2010年06月06日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
カサブランカ / モロッコ
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF24MM F1.4L USM