境内には竹藪が広がっていた。竹藪の中をくねくねと伸びる小径を歩くのは心地良い。僕以外に歩いている人はほとんど見当たらず、とても静かだ。小径の先にチラッと現れた人影も、すぐに見えなくなった。思う存分静けさの中に浸ることが出来るのだった。
それにしても、これだけ竹があると、筍の季節にはたくさん採れるに違いない。そして、それは美味しいに違いない。ここで採れた筍は精進料理に使われるのだろうか。そんなことを考えながら、僕はひとり薄暗い小径を歩いていたのだった。
2006年11月 京都 自然 | |
竹 茂み 京都市 寺院 |
No
607
撮影年月
2006年9月
投稿日
2006年11月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
高台寺 / 京都
ジャンル
自然写真
カメラ
CANON EOS 1V