境内の一角には小さな手水舎があった。周囲は静けさに包まれていて、時折コーンと竹が石に当たる音が響いている。
石で造られている手水鉢は円柱の形になっていて、真ん中に水が貯まるように四角い窪みが造られている。円形と四角の組み合わせは、なぜだか硬貨を思い浮かべてしまう。それも昔の硬貨だ。古銭には四角い穴が空いていることが多いような気がする。そうだとしたら、かなりこれはかなり大きな硬貨だ。もし原始人が硬貨を使用していたら、このような形の硬貨だったのかもしれない。
2006年11月 建築 京都 | |
竹 盥 円柱 京都市 寺院 水場 |
No
599
撮影年月
2006年9月
投稿日
2006年11月08日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
南禅寺 / 京都
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V