村の住民たちのほとんどは僕の存在に無関心だった。無関心と言うよりも無視と言った方が良いかもしれない。話しかけても、返事を返してくれることはなかった。特にカメラを見ると良いかをしない。そんな状況でも、村の中を歩き回ることには何も言ってこなかった。僕は仕方なく村の中をひとりでウロウロしていた。
軒先に洗濯物が干してあった。舗装されていない道の先にはイノブタが歩き回っている。イノブタはずっと歩き回っているが、住民と同じように僕に興味を示さなくて助かった。おそらく僕は食べられないと分かっているからなのだろう。
2008年3月 町角 ラオス | |
アカ族 家屋 洗濯物 ムアンシン 野ブタ |
No
1502
撮影年月
2008年1月
投稿日
2008年03月21日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ムアンシン / ラオス
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM