ムアンシンから10km程の道のりを北に行くとアカ族の集落がある。僕は自転車に乗って単身アカ族の住む村に乗り込んだ。村には藁葺きの家が建ち並んでいた。
ラオスに数多くいる少数民族の中でも、アカ族の民族衣装は格好いい。女性が金属のアクセサリーをジャラジャラと頭に付けているのだ。そこで、アカ族の村に行けば格好いい民族衣装に身を包んだ大勢の女性を見られるのだと思ってやって来たのだ。
けれども僕の期待とは裏腹に村の住民は明らかに僕を歓迎していなかった。外国人が来ると平穏な日常が乱されると思っているのかもしれない。大人たちは僕なんていないかのように振る舞っている。視界に入っても、絶対に話しかけてくることはない。残念ながら闖入者に興味を示したのは年端もいかない子どもたちだけだった。
2008年3月 建築 ラオス | |
アカ族 家屋 ムアンシン 藁葺き屋根 集落 |
No
1499
撮影年月
2008年1月
投稿日
2008年03月20日
更新日
2024年08月21日
撮影場所
ムアンシン / ラオス
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM