マグロの図体は大きい。だから頭も大きいのだった。頭には食べられる個所が結構あるのだ。写真のエプロンの男はビニールの手袋をして、包丁を手にしていた。そして、目の前にある大きなマグロの頭と対峙している。捌いているのだ。ちょうどカマの辺りを切っているようだった。
周囲のお店は既にみな店仕舞いをしてしまっている。静けさに包まれている。男は静けさの中で音も立てずにマグロを捌いていた。あまりに静かだったので、近くに来るまで男が働いていることに気が付かなかった。
2016年11月 人びと 東京 | |
エプロン 魚 魚市場 男性 築地 |
No
9943
撮影年月
2016年9月
投稿日
2016年11月20日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
築地 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
EF85MM F1.2L II USM