ジャカルタ(インドネシア)
帽子をかぶった若者が天秤棒を担いでパンを売り歩いていた
住宅街の道端に置かれたソファで男の子が遊んでいた
道端のテーブルの上にあった皿を猫がなめていた
のどかな床屋では寝ている男がいて、鏡の中では男が振り返っているのが映っていた
ペットボトルの収集所で働いていた若者は楽しそうに親指を立ててくれた
ひっくり返した鍋を地面において、男の子はドラムを叩くように鍋を叩いていた
おやつを食べていた男の子がカメラを見つけて微笑んでくれた
トンネルのようになった薄暗い路地の先をバジャイが走っているのが見えた
路地の曲がったところに、待ち伏せするかのように男たちが立っていた
果物の行商人が道端にしゃがんですり鉢ですり潰していた
開漳聖王廟(ジャカルタ)
参拝客が担ぎ上げた巨大な線香に巨大なロウソクで火を点けていた
道端に駐められたバジャイの中で運転手が昼寝していた
壁の前に放置されていたベチャの周りには誰もいなかった
話しかけてきた陽気な男は口を開けながら両手でサムズアップしてくれた
流れが淀んだ通りには屋台が出ていて人がたむろしていた
走り抜けるアンコットという乗り合いバスの中に難しい顔の女性が乗っていた
シートカバーがボロボロになったベチャが道端に駐められていた
食堂の前に腰掛けた男の鋭い視線は僕の接近を阻むかのようだった
チャルメラを手にした男が天秤棒を担いでパンを売り歩いていた
日傘を差した客が乗るベチャが目の前を横切っていった
グロドック地区(ジャカルタ)
グロドック地区には元宵節を祝う赤い提灯が飾られていた
金徳院(ジャカルタ)
参道の先に金徳院のカラフルな門が建っていた
放鳥に使用する小鳥が金徳院に納入されていた
待ちきれない男の子はふたりしてポメロを割ろうとしていた
金徳院の前には放鳥に使われる小鳥が入った鳥かごが置いてあった
猫はまるで自転車タクシー運転手の快眠を護るかのように周囲を見回していた
ローカルな市場を歩く女性は歩きスマホをしていた
市場の一角には魚の頭が無造作に置かれていた
市場の中にあった青果店では右側に果物が左側に野菜が陳列されていた
市場の中にあったお店の軒先にプテという大きな豆がいくつもぶら下がっていた
'20年10月
前の月
'20年12月
次の月
2020年9月
2020年8月
2020年7月
2020年6月
2020年5月
2020年4月