上海(中国)
路地を老夫婦が歩いていた
路地にいたバケツを持つ男
犬とその友達
郵便配達人は路地を知り尽くしているに違いない
自転車は家へ帰る
子どもたちは薄暗い路地で遊ぶ
トンネルを抜け出ていく自転車
路地で家事するひとびと
暗闇の中に脚
ビルから突き出てる沢山の物干し竿
上海では自転車は今でも主役
上海中心部で天秤棒を担いで売り歩いている女性がいた
灰色の町の白い服
信号機の下で抱擁するカップル
浅草(東京)
女性もまた御輿を担ぐ
浅草寺(東京)
三社祭を楽しむ男の子
男は三社祭で御輿を担ぐ
三社祭りだ!
白塗りした女性の横顔
三社祭で見た背中
代々木公園(東京)
龍は背中で舞う
神代植物公園(東京)
神代植物公園に生息する蒲公英
彫像は傘を妬む
深大寺(東京)
深大寺の日溜まりで寝る猫
歌い、そして跳ねる
ベースもまた叫ぶ
歌声は空へと舞い上がっていく
新宿御苑(東京)
枝々向こうには高層ビル
女の子の影もまた踊る
弾いて、そして叫ぶ
その目に映るもの
タカシマヤタイムズスクエア(東京)
真っ直ぐに登る渡り廊下はどことなく空港を思わせる
新宿(東京)
西新宿の街頭
キャンディ(スリランカ)
植民地だった国の人にとってチャーチルはどんな存在なのだろう
キャンディの町を黒いチャドルを着て歩く女性
キャンディのビジネス街の路地通りには人がいる
路地は近道
土砂降りになるのが先か、バスが来るのが先かそれが問題だ
バスを待つ女子学生
翼は大空を欲す
キャンディの仏歯寺(キャンディ)
柱に囲まれて座る青年
仏歯寺にいた猿の家族
サリーはあちらこちらに
傘は線路を往く
拳の横で立ち話する男
赤ん坊はまだ階段を歩けない
仏教国のイメージのあるスリランカも、10人にひとりはイスラム教徒だ
改宗を勧めてきた男
静かな市場に腰掛けていた男
サリーを纏う老婆
階段にお座りする猫
道端にシャボン玉は舞う
まっすぐに伸びた線路の上をやって来たのは列車ではなかった
ヒンドゥー教寺院の屋根には楽器を持った神様もいて楽しそうな雰囲気になっていた
写真を嫌がる男の子はすきあらば逃げ出そうとしていた
カメラを携えて歩く外国人が歩いているという噂を聞きつけてやって来た男の子と女の子
少年の横顔
家事をする女性
少女は母親たちに見守られていた
おしゃぶりが大好き
薄暗い路地で赤ん坊は振り返る
少女は見知らぬ人に笑む
ビンディを付けた幼い女の子
喉が渇いているに違いない
路地にいたバラバラの三人
サリーを纏った女性は静かに座っていた
路地には生活臭が漂う
歩くサリーと板が打ち付けられた入り口
女性が看板脇の階段を下りる
住宅地へ続く道
窓から身を乗り出す乗客
珍しく、本来の線路の主役である列車が現れ、小さな駅に停車していた
男は中で立ち話
看板は吹き出しのようだ
扉を開けるのは彼だ
線路を往くのは列車だけではない
スリーウィラーはホテルの前で時間を潰す
ナータ・デーワーラヤ(キャンディ)
ナータ・デーワーラヤでお参りする女性
廊下に光が射す
線路もまた道なり
ベールワラ(スリランカ)
男の子は島に憧れるのだ
楽しそうなイスラム教徒の男の子たち
網は出番を待つ
微笑む幼い男の子
猫は往来を眺めるのだ
壁に寄りかかる女
猫は列車に乗れない
傘の下の髭の男
鋭い目つきで確かめる男
マニック・ポラの宝石ビジネス
どこへ往く
傘が追いかける
丘の上から浜で働く男たちを見守る女たち
魚を切っている最中
地引き網は続く
ベールワラで地引網をする漁師たち
網にかかった小魚
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