天秤棒を担いで振売りしている女性がいた。どこぞの田舎かと思うかもしれないが、ここは上海の中心部。観光名所でもある外灘からそれほど離れていないところだ。上海は急激に発展しているけれど、変化し続ける街角に彼女のような昔ながらの商売を営み続けている人も残っている。
「90後」と呼ばれる改革開放政策の成果を堪能し、情報化社会への急速な発展を体験している世代と、写真の中のような行商人が同じような場所にいているわけだけれど、その間に格差があるような気がしてならない。ここは共産主義の国のはずだけれど。このような考えは偏見なのだろうか。
2008年8月 中国 町角 | |
漢字 行商人 上海 天秤棒 |
No
1944
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年08月28日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
上海 / 中国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM