巨大な岩が三角形を作っていた
ここ斎場御嶽は琉球王国最高の御嶽だった場所だ。敷地内には拝所が複数あるけれど、写真の場所もそのひとつだ。最奥部にあるこの拝所は三庫理という。「三庫理」と書いて「さんぐーい」と読むのだそうだ。ここは「チョウノハナ（京のはな）」という最も格の高い拝所があった場所なのだ。
ここには大きな岩が二つあって、それが大きな三角形を作っている。人が通ることのできる大きな三角形だ。岩の前にやって来ると、三角形の向こう側に人が立っているのが見えた。琉球王国最高の御嶽であるこの場所は、かつては一般の人は足を踏み入れることができなかった。でも、今では世界遺産にも登録されて大勢の観光客が訪れる。祀られている神様がそれを喜んでいるのかどうかは分からない。
| 2007年8月 建築 沖縄 | |
| 南城市 世界遺産 |
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PHOTO DATA
No
1026
撮影年月
2007年6月
投稿日
2007年08月17日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
南城 / 沖縄
ジャンル
風景写真
カメラ
CANON EOS 1V
