黒い服を纏った人びとが王宮エリアを闊歩していた。このような強い日差しの中で黒い服を来て歩くのは暑くて難儀に違いない。普段は日傘なんて差すことの少ないバンコクの人びとも、ここでは日傘を差している人が多い。灼熱の太陽の下でわざわざ喪服をまとっているのは、2016年10月に崩御されたプミポン国王のためにが喪に服しているためだ。この喪服の人たちは王宮に弔問に訪れた人たちなのだ。
国民に愛された国王の弔問に訪れる人はかなり多い。弔問の列は信じられないくらいに長く、しかもなかなか進まない。炎天下に並んでいると、中には具合が悪くなってしまう人もいるかもしれない。道にしゃがんでしまっている女性に姿も見えた。
2017年12月 人びと タイ | |
バンコク ライン 傘 |
No
10372
撮影年月
2017年9月
投稿日
2017年12月05日
更新日
2024年04月26日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA