路面には幾つもの白線が引かれていた。ここは横断歩道なのだった。白線はジグザグに路面の上を伸びている。あらゆる方向から来る歩行者に対応できるようになっているようだ。目の前までやって来て立ち止まると、向こうの方にちょうど車道を横断している人の脚が見える。
でも、僕には選択肢が多すぎて、どの方向に向かって進めば良いのかよく分からない。自由に選択できるというのも困り者だ。眺めていると、人生も同じような気がした。
2006年3月 町角 東京 | |
ライン 横断歩道 新宿 |
No
371
撮影年月
2006年2月
投稿日
2006年03月27日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V