かつて蘇州の町は上海よりもずっと繁栄していたのだそうだ。春秋時代には呉の都が置かれたのもここだ。長江デルタにある蘇州の町は水郷として栄えたのだった。町中には今でも水路が張り巡らされていて、数えきれないほどの橋が架かっている。一説には、「東洋のヴェニス」とも呼ばれているらしい。
水路沿いを歩いていると、橋が掛かっていた。無駄に思えるような急な階段が設けられている。蘇州の橋には、下を船が通り抜けれるようにアーチ型に作られていることが多い。橋の端に立って眺めていると、階段を降りる男と上る男が見えたのだった。
それにしても、あちらこちらにある橋を渡る度に、このような階段を上り下りしなければならないのは、ちょっと難儀だと思う。
2008年9月 中国 町角 | |
橋 階段 蘇州 水路 |
No
2051
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年09月29日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
蘇州 / 中国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM