道にいくつもお店が軒を連ねていた。多くの人がお店の中で忙しそうに立ち回っている一方で、道端でのんびり過ごしている人もいる。宮仕えのサラリーマンと違って雇われの身ではない人たちは、どのように時間を使おうと勝手だ。仕事がある時には働いて、仕事のない時には友人たちとのんびり時間を過ごす。文字通り晴耕雨読の生活なのだろう。日々生活に追われているよりも、このような生き方の方が人生をエンジョイしている気がしてしまう。
そんな道を歩いていると、道端に男たちがたむろしているのが見えた。男たちが腰掛けた真ん中に市松模様の紙が置かれていて、上に王冠が配置されている。チェッカーをしていた。まさに「晴耕雨読」を実行中なのだろう。チェッカーをしているふたりの顔は真剣で、周囲を囲んだ男たちは楽しそうに盤を見ながらお喋りしていた。この男たちにとっては、このようにしてゆったり一日が過ぎていくのだろう。長閑な昼下がりだった。
2019年7月 ミャンマー 人びと | |
板 ゲーム 男性 笑顔 ヤンゴン |
No
11100
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年07月16日
更新日
2023年11月25日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA