バンコク・ノイ運河に沿って歩いているうちに、工事現場に出くわした。護岸工事の類いでもしているようだ。そして、工事現場では働く車たちがのんびりと働いていた。ふと、空を見上げると、いつの間にか暗くなってきている。これは良くない兆候だ。しばらくしたら雨が降り出すに違いない。この辺りでは雨が降り出すと激しく降るイメージがある。スコールってやつだ。一度スコールが降り出したら、工事をしている場合ではなくなってしまうだろう。工事が中断されると、管理者はスケジュール管理等で頭を悩ますことになってしまう一方で、現場で働く作業員には朗報かもしれない。工事が中断になれば、この日の仕事から解放されるのではなかろうか。その後は、ビールを飲もうが、マークルックと呼ばれるタイ将棋を指そうが、勝手にできる。
そうなることを意識しているのか、意識してないのかはよくわからないけれど、現場の作業員たちは楽しげに働いているように見えた。ショベルカーの運転席にいた男は、僕を見つけると嬉しそうに親指を立ててくれた。
2018年9月 人びと タイ | |
バンコク 帽子 工事現場 縁のある帽子 サムアップ |
No
10726
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年09月09日
更新日
2024年02月01日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA